大阪・大東市元主査を再逮捕、施設修繕工事巡り800万円収賄の疑い
2026-07-23
大阪府警捜査2課は23日、市営住宅や小中学校の修繕工事に関し、業者から計約800万円の現金を受け取ったとして、大東市の元主査、佐野公彦被告(48)を収賄の疑いで再逮捕した。
工事業者への便宜供与と多額の現金授受
捜査当局によると、佐野被告は、大東市が発注する市営住宅や公立小中学校などの施設修繕工事における業者選定の際、特定の業者に便宜を図る見返りとして、現金計約800万円を受け取った疑いが持たれている。佐野被告はすでに懲戒免職処分を受けている。
また、同日には贈賄の疑いで、市内にある建築会社「エム・エヌコーポレーション」の代表取締役、新田将生被告(35)も再逮捕された。新田被告は、別の贈賄罪ですでに起訴されている。
組織的な汚職の全容解明へ
今回の再逮捕により、市が発注する公共工事の入札や業者選定プロセスにおいて、公務員と民間企業との間で不適切な金銭授受が行われていた疑いが強まっている。警察は、受け取った資金の使途や、他に利害関係者が関与していないかについて、慎重に裏付け捜査を進めている。
公共施設の修繕は市民の生活に直結する重要な事業であり、選定プロセスの透明性が厳しく問われる事態となっている。警察は、受注を目的とした業者側と、権限を悪用した公務員側の両面から、事件の全容解明を急いでいる。
